こんにちは、fuyutsuki(@Fuyutsuki)です。
タイトルでは予算16万円としていますが、PCパーツの価格が値下がりしている時期であれば、自作PCの予算15万円でも組み立てることができます!
実際、私が自作PCを組みたてたのは2023年ですが、PCパーツの価格が値下がりしていたため、予算15万円で組むことができました。
今回は、予算15万円でコスパ重視の最強自作PCを組み立てましたので、部品選びについて初心者向けに徹底解説します。
作業用に快適なPCが欲しい・・・!と以前から思っていまして、人生で初めて自作PCを組みました。私のメインの用途は作業用ですが、大変快適です。デスクワークが多い方にこそ読んでいただきたい記事になります。
また、今回自作PCを組み立てるにあたってこちらのYoutube動画が大変参考になりました。ほとんどこちらの動画で紹介された部品で自作PCを組んでまして、ケースと電源のみ変えました。
ケースは自分好みなものを選ぶとテンションが上がりますよね!
予算16万台の自作PCで目指す性能
今回自作PCを組むうえで目指す性能をまず紹介します。
FHD:最高設定 APEX120FPS
WQHD:高~中設定 APEX120FPS
また、その他のコンセプトとしてはこんな感じです。
作業用PC兼ゲームもできたら嬉しいなと思っていた私にとっては十分すぎる性能です。
- 最新パーツを使用
- 将来性を考慮
- コストを抑える
”将来性を考慮”というところもポイントで、自作PCを一度組むとパーツを変えたくなるのですが、そういった時にも部品を変えられるようにきちんと配慮しています。
最終的に今回選んだパーツで自作PCを組むとこのような見た目になります。
自作PCのパーツ構成
自作PCを組むために必要なパーツは以下の9つです。
逆に言えば、9つの部品を購入して組み立てるだけでPCが動くようになるのですから驚きです!
自作PCを組み立てるのに必要な部品
- PCケース
- マザーボード
- GPU
- CPU
- CPUクーラー(今回は購入するCPUに付属されています)
- メモリ
- SSD/HDD
- 電源
- OS
これからそれぞれ選んだパーツについて解説します。
PCケース:Fractal Design Define 7 Compact
PCケースはこちらのFractal Design Define 7 Compact White TGを購入しました。
コンパクトかつおしゃれという私が求めていたニーズを満たしてくれた唯一無二のPCケースです。マザーボードはATXサイズのものまで対応しています。このPCケースについてはまた別の記事で詳しく紹介しますね。
1万円以下で購入できるPCケースも多い中で今回一番贅沢したパーツです。PCの見た目を大事にしたいからこそ、PCケースは妥協せずに選びました。
ちなみに、また別の記事でも紹介しますが、こういったPCスタンドもおすすめです。
部屋の掃除をしやすくするために、自作PCを組んだ後にこのスタンドを購入しました。
また、コスパを重視するPCケースをお探しの方には、「DEEPCOOL CH370 WH」もおすすめです。こちらはMicroATXサイズのPCケースで、高いエアフローを有しています。ヘッドホンホルダーが内蔵しており、これがなかなか便利です。
何かと便利なケースでありながら、価格は1万円を切っています。
マザーボード:B650M PG RIPTIDE Wi-Fi
マザーボードはB650M PG RIPTIDE Wi-Fiを購入しました。最新世代のRyzenに対応したマザーボードです。CPUにはそれに合ったソケットが付いたマザーボードを用意する必要がありますが、最新のRyzenに使われているソケットのAM5は2025年以降もサポートが保証されています。つまり、こちらのマザーボードを購入すればしばらく買い替える必要はありません。
作業用PCやゲーム用途であれば基本的に十分な拡張性を持っていると思います。こちらのマザーボードの規格はMicroATXという少しコンパクトなサイズになります。
今回私が選んだケースはATXサイズのマザーボードにも対応しています。
見た目にも関わってくるところなので、注意しましょう。
自作PCを組み終わった後にこのことに気づきました。今から組みなおすなら多少値段は上がってもATXサイズにするかと思います。
PCケースにピッタリのマザーボードを購入したいという方は、多少値段は上がってしまいますがこちらのATXサイズのマザーボードを購入するのもありです。パーツの熱を下げるという観点からも、マザーボードは大きめの方がおすすめです。
GPU:RADEON RX 6650XT Challenger D 8GB OC
私が購入したグラフィックボードは「RADEON RX 6650XT Challenger D 8GB OC」です。FQDに最適な性能を有しており、それだけでなくFHDの一つ上の解像度であるWQHDにも対応できます。高い電力効率で、低発熱で扱い易いにもかかわらず、価格を安価に抑えることができています。
今回私が選んだパーツの中でも特にコスパに優れたものです。
CPU:Ryzen 5 7600
CPUは「Ryzen 5 7600」を購入しました。コア数は6コア / 12スレッドで作業用やゲーム用には十分になります。
ポイントの一つに省電力(TDP65W)というのが挙げられまして、なおかつ高いゲーム性能を有しています。
付属のCPUクーラーだと冷却性能に乏しかったり、静音性に欠けたりすることもしばしばありますが、このCPUクーラーを私は使用していますが、CPU温度は基本的に60度以下になっており、問題なく使うことができています。付属のCPUクーラーとしては十分だと思います。
メモリ:DDR5-4800 8GB 2枚組
メモリはドスパラ限定モデルのDDR5-4800 8GB 2枚組を使用します。メモリにはDDR4とDDR5があり、ここでは最新のDDR5を選んでいます。DDR5では高価なものが多いのですが、このドスパラ限定モデルはDDR5モデルの中ではかなり安価で、かつ作業用やゲーム用には十分な性能です。
SSD:Solidigm P41 Plus 1TB
HDD/SSDにはSSDの1TBであるSolidigm P41 Plus 1TBを選びました。高性能なGen4 SSDであるにも関わらず、1万円以下と安価です。高速性の観点からHDDとSSDであればSSDを選びましょう。SSDは最低1TBは積んでおく方が無難です。ここは安易に妥協すると後悔するので注意しましょう。
電源:玄人志向KRPW-GK750W/90+(750W)
私が購入した電源は、「玄人志向KRPW-GK750W/90+(750W)」です。
今回の構成では電力をそこまで使用しませんが、750Wの電源で余裕があり、今後GPUやCPUをもっと良いものに交換したときにも問題なく使用できます。また、80PLUS GOLD認証の電源ですので、電力効率もGOODなものになります。
また、別の選択肢として「DEEPCOOL PQ750M」があります。こちらも750Wで、80PLUS GOLD認証のものです。こちらの方が安価ですし、「DEEPCOOL PQ750M」で問題ないのですが、人気すぎてしばしば売り切れになっています。在庫があれば、こちらで良いかと思います。
OS:Windows 11 HOME
OSにはWindows 11 HOMEを使用します。Proを購入してもよいですが、ほとんどの場合Windows11 HOMEで十分です。
パッケージを買えばUSBも付属されるので、インストールがラクです。
Windows11の無料アップデート期間であれば、Windows10 HOMEを購入してWindows11へアップデートすると更に安くなるという裏技もあります。
私が組んだ時の総額
私が2023年にこちらの構成で組んだ時の価格はこちらの通りです。自作PCのパーツの価格は常に変動しています。
2023年は自作PCのパーツがかなり安くなっており、PCケースにお金をかけた今回の構成でも15万強で組むことができました。実際にはOSも入るので、16万強になるかと思います。
Amazonや楽天市場でのポイント還元もあるので、実質価格はもう少し安くなります。
私がこちらの構成で自作PCを組んだ時の総額
- PCケース:21,840円
- マザーボード:26,800円
- GPU:38,800円
- CPU:36,967円
- CPUクーラー(今回は購入するCPUに付属されています):0円
- メモリ:6,600円
- SSD/HDD:7,320円
- 電源:12,280円
- OS(以前購入したWindows10 HOME(1万円強)から無料アップデートしました):0円
- 総額:150,607円
自作PCのパーツをどこで購入するか
ドスパラ
自作PCのパーツを買う際によくお世話になるのがドスパラです。在庫も豊富で、部品が届くまでの期間も短いです。
楽天市場にドスパラ楽天市場店があるので、還元率が良いときに次で紹介する楽天市場で買ってしまうこともしばしばあります。
Amazonや楽天市場
Amazonや楽天市場の大型セールのときにまとめて購入するのもおすすめです。例えば、Amazonプライムデーやブラックフライデーの時期ですと、自作PCのパーツがセールになります。セールになっていなくとも還元率が上がります。
ドスパラで人気で売り切れになっているパーツがAmazonであれば購入できることもあります。
還元率が上がる時期に購入すれば、ドスパラで買うよりも安くパーツを購入できる可能性が高いです。また、もらったAmazonポイントや楽天ポイントは、日頃のお買い物にも使えますね。
まとめ:予算16万台の自作PCはコスパに優れた性能です。
今回の記事では、予算16万円で組む自作PCについて解説しました。
部品が安い時期であれば予算15万円でも自作PCを組むことができる可能性もあります。
自作PCの組み立てについては、こちらの記事で詳細に解説しています。併せてご確認ください。
一度自作PCを組んでしまえば、もう離れられないくらい快適です。作業をメインに考えている方でも、ぜひ一度お試しあれ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまた、次の記事で!