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【これで完璧】自作PCの組み立て手順・必要なものを初心者向けに解説!

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自作PC 組み立て

こんにちは、fuyutsuki(@Fuyutsuki)です。

今回は予算15万円で自作PCを組み立てましたので、完全初心者向けにご紹介します。

Fuyutsuki

初めて自作PCを組みたい!!という方を応援するために丁寧に解説していますので最後までご覧ください。

選んだパーツや部品の選び方についてはこちらの記事で紹介していますので併せてご確認ください。

また、今回自作PCを組み立てるにあたってこちらのYoutube動画が大変参考になりました。よければこちらもチェックください。

目次

予算15万円の自作PCのパーツ構成

予算15万円の自作PCのパーツ構成
今回組んだ予算15万円の自作PCのパーツ構成です。

自作PCのパーツ構成

自作PCには下記の9点が必要になります。逆にいうとこれら9点さえ購入してしまえばPCになるわけですから凄いですよね!

私が選んだパーツと2023年に私が購入した時の価格も併せて記載します。

自作PCを組み立てるのに必要な部品

  • PCケース:Fractal Design Define 7 Compact White TG (21,840円)
  • マザーボード:B650M PG RIPTIDE Wi-Fi (26,800円)
  • GPU:RADEON RX 6650XT Challenger D 8GB OC (38,800円)
  • CPU:Ryzen 5 7600 (36,967円)
  • CPUクーラー(今回は購入するCPUに付属されています) :0円
  • メモリ:DDR5-4800 8GB 2枚組 (6,600円)
  • SSD/HDD:Solidigm P41 Plus 1TB (7,320円)
  • 電源:玄人志向KRPW-GK750W/90+(750W) (12,280円)
  • OS:(以前購入したWindows10 HOME(1万円強)からWindows 11へ無料アップデートしました):0円

2023年にこちらの構成で組みましたが、総額15万円強でした。

Fuyutsuki

普通であれば20万円を超えそうなスペックですが、自作にすることで15万円強で組むことができ、大満足です。

詳しいパーツの選び方や、おすすめの部品についてはこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご確認ください。

自作PCを組み立てる前に用意しておきたいもの

Fuyutsuki

部品が届いたら早速組み立てに入りたくなりますが、作業に入る前にこちらをチェックしましょう。

ドライバーセット+ニッパー

組み立ての際には必ずドライバーが必要になるため、ドライバーセットは購入しておきましょう。

通常のドライバーセットでも構いませんが、こういった工具セットもおすすめです。

静電気防止手袋

電子部品に静電気は天敵です。こちらのような静電気防止手袋も用意しておくと安心です。

Fuyutsuki

ただし、静電気防止手袋は必須ではありません。
作業に入る前に大きめの金属などに触れて、体内の静電気を逃がしてあげれば問題なく作業は完了できます。

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CPUスタンド

組み立てに必要ではないですが、あるとおすすめなのがCPUスタンドです。

Fuyutsuki

10kg以上はするPCを簡単に動かせるようになりますし、排熱効率も上がるので、併せて導入しましょう。

こちらの記事で詳しく解説しています。

私が使用しているのはこちらです。

自作PCの組み立て手順

組み立てを開始する前に、大きめの金属などに触れて静電気を逃がしておきましょう。

マザーボードの取り出し

まずは、マザーボードを取り出します。マザーボードにこれから他のパーツを取り付けていくことになります。

マザーボードの箱
マザーボードの箱はこちら。中身を取り出します。

マザーボードを袋から取り出したら、袋の上にマザーボードを置きます。

まずは四隅の結束バンドを切ります。ハサミでもよいですが、ニッパーがあればニッパーで切りましょう。

マザーボードの結束バンド取り外し
マザーボードの四隅の結束バンドをニッパーで切ります。

結束バンドの切断が完了したら、マザーボードと下のスポンジを離して、マザーボードのみを袋の上に置きましょう。

CPU取り付け

マザーボードの取り出しが完了したら、CPUを取り付けます。

Ryzen 5 7600
CPUはこちら。Ryzen 5 7600です。

Ryzen 5 7600にはCPUと付属のCPUクーラーが入っています。

Fuyutsuki

付属のCPUクーラーで冷えますし、静音性も問題なしです。

CPUとCPUクーラー
上がCPU、下が付属のCPUクーラーです。

CPUをマザーボードに取り付けます。こちらにCPUを取り付けます。サイドについているレバーをグッと指で押さえながら右側にスライドさせるとロックが外れます

CPUの取り付け 1
サイドについているレバーを指で押して右側にスライドさせます。

カバーのロックが外れるので、持ち上げます。こちらのように、CPUを乗せるソケット部分が確認できます。

マザーボードのピンを曲げてしまわないように慎重に作業しましょう。

CPUの取り付け 2
カバーを持ち上げると、CPUをのせるソケットが確認できます。

CPUはつまむようにして取り出し、裏面を触らないように持ちましょう。CPUには左上に▲マークがあり、これがCPUの向きの基準になります。ソケットの左上にも▲マークがあるので、同じ位置に来るようにこちらのようにソケットにCPUをセットします。

Fuyutsuki

CPUをソケットにのせることができたら、CPUを軽く上下左右に動かしてみて、CPUがソケットから出ないことを確認しましょう。

CPUの取り付け 3
CPUをソケットにのせたら上下左右に軽く動かしてみて、はまっていることを確認します。

問題なければ持ち上げたカバーを下ろし、最初にあげたレバーを元に戻します。

レバーを元に戻すのは結構力が必要なので注意して作業しましょう。

そうすると、自動的に真ん中の黒いカバーも取り外せます。

CPUの取り付け 4
最初にあげたレバーを元に戻すと、自動的に黒いカバーが取り外せます。

これでCPUの取り付けは完了です。

CPUクーラー取り付け

CPUを取り付けたら、続いてCPUクーラーを取り付けます。

まず、CPUの上下についているネジ4本を取り外します。

ネジは今後使用する可能性もあるので、しっかり保存しましょう。

CPUクーラーの取り付け 1
CPUの上下についているネジ4本を取り外します。

今回付属しているCPUクーラーには、裏面にグリスが既に塗られています。

CPUクーラーの取り付け 2
CPUクーラーの裏面には既にグリスが塗ってあります。

出っ張っているAMDのロゴマークをマザーボードに対して右側に取り付けてしまうとメモリに干渉してしまう可能性があるため、出っ張りが左側になるように取り付けましょう。

CPUクーラーの取り付け 3
こちらの画像では上部にAMDのロゴの出っ張りがあります

マザーボードにCPUクーラーを取り付けます。先ほど取り外したネジの位置にCPUクーラーの四隅のネジを合わせた後、ネジとネジ山の位置が合っている事を確認しながら締めていきます。

Fuyutsuki

ドライバーをしっかり上から下に抑えながらネジ締めするのがコツです。ネジは対角線上に仮止めした後に、本締めしましょう。

固定が完了したら、CPUクーラーのコネクタをつなげていきます。

マザーボードの「CPU FAN1」と記載されている場所に、CPUファンのコネクタを接続します。

CPUクーラーの取り付け 4
マザーボードの「CPU FAN1」と記載されている場所に、CPUファンのコネクタを接続します。

マザーボードから出っ張っている板とCPUファンのコネクタの溝が合うように接続します。

CPUクーラーのコネクタの接続
マザーボードから出っ張っている板とCPUファンのコネクタの溝が合うように接続します。

CPUファンのケーブルを見えないように下に押し込んであげれば完了です。

ここまで出来たら、CPUクーラーを持ち上げてみて、マザーボードとCPUクーラーがきちんと固定できているか確認しましょう。

メモリ取り付け

次にメモリを取り付けます。メモリは先ほど取り付けたCPUクーラーの右側に取り付けていきます。

メモリソケットは4箇所あり、上側の出っ張りを指で押してあげると動きます。

メモリをどこに接続するのかは、マザーボードの取扱説明書を確認しましょう。今回のマザーボードでは、左から2番目と4番目の箇所にメモリを取り付けます。

メモリの取り付け
メモリをケースから取り出すときはけっこう固いです。
Fuyutsuki

メモリをケースから取り出すときはけっこう固いので、気を付けながら作業しましょう。

メモリをマザーボードのどこに取り付けるのかはマザーボードを確認しましょう。

メモリの取り付け位置はマザーボードの取扱説明書を確認
メモリの取り付け位置はマザーボードの取扱説明書を確認します。

メモリを取り付ける位置の右側のラッチを指で押して外しましょう。

メモリのラッチを外します
取り付ける位置のラッチを指で押して外します。

メモリにも向きがあるので、注意してはめましょう。スロットの出っ張りとメモリの引っ込みがしっかり合うようになっています。

分かりやすいメモリの向きの判断方法は、シールが何も貼られていない方を右側になるようにメモリを取り付けます。

メモリの取り付け完了
メモリを取り付けます。かなり固く、一連の作業で最も力を加える必要があります。
Fuyutsuki

メモリが奥に入っていない場合、PCが起動しないというトラブルに繋がります。メモリを差し込むのは大変固いですが、グッと押し込みましょう。

ちゃんとはまるとカチッという音とともにラッチがはまります。

どれだけ押し込んでもカチッという音がしないときもありますが、そのときは手でラッチをはめてあげましょう。

SSDの取り付け

次にこちらの箱にあるM.2 SSDを取り付けます。

SSDの箱
M.2 SSDはこちらの箱に入っています。

取り付けるのはこちらのヒートシンクが付いているところです。ヒートシンクのネジを緩めて取り外します。

ただ、一般的によくある2番のドライバーでは取り外すことができず、1番のドライバーが必要になるため注意しましょう。ドライバーセットを購入していれば、だいたいは1番のドライバーも付いているため問題ありません。

SSDの取り付け 1
ヒートシンクのネジ2つを緩めて取り外します。

ヒートシンクを取り外すとM.2スロットが確認できます。

SSDの取り付け 2
ヒートシンクを取り外すとM.2スロットが確認できます。

M.2 SSDの裏側を触らないようにして斜め30度くらいにして差し込みます。

SSDの取り付け 3
斜め30度くらいの向きでM.2SSDを差し込みます。

ネジの部分にM.2 SSDの切りかけがきちんと入ればOKです。

SSDの取り付け 4
ネジの部分にM.2 SSDの切りかけがきちんとはまればOKです。

問題がなければ取り外したヒートシンクを戻していきます。裏面にあるフィルムをはがしましょう。

SSDの取り付け 5
ヒートシンクの裏側にあるフィルムをはがします。

M.2 SSDをおさえながらヒートシンクを上から被せていきます。ネジ穴の位置が合うか確認したら、取り外したネジ2本を付けてM.2 SSDの取り付け作業は完了です。ネジが締め終わったら手で左右に動かして、ヒートシンクが外れないことを確認しておきましょう。

M.2 SSDを取り付けるネジは締めすぎるとSSDを壊す可能性があるので、ネジを力任せに締めすぎないように注意しましょう。

SSDの取り付け 6
ヒートシンクを被せて取り外したネジ2本を締めましょう。

電源にケーブルを取り付け

本来ならこのタイミングで電源繋げて最小構成で動作確認を行うところですが、最近のPCは普通に組み立てれば普通に動きますのでこのまま作業を続けていきます。

電源の箱を用意します。今回は玄人志向 KRPW-GK750W/90+を購入しました。

玄人志向 750W
玄人志向 KRPW-GK750W/90+の箱です。

箱の横側に電源の特徴が記載してあります。80PLUS GOLD認証取得の電源ですので、省電力になります。

玄人志向の電源の説明
箱の横側に玄人志向の電源の特徴が記載してあります。

箱の中身を取り出すとこんな感じです。黒色の四角い電源と、電源ケーブルが入っています。プラグイン形式なので、必要なケーブルだけを電源に接続すればよいです。

どの電源を購入するかで、付属している電源ケーブルの種類が異なります。とはいえ、基本的な接続の考え方はどれも同じなので心配する必要はありません。

玄人志向の電源とケーブル
電源と電源ケーブルが入っています。

電源の横側を確認すると、電源ケーブルを繋げる箇所とスイッチのON/OFFがあることを確認できます。

玄人志向の電源ユニット
電源ケーブルを繋げる箇所とスイッチが確認できます。

こちらが電源ケーブルを繋げる箇所になります。

Fuyutsuki

最初はビックリするかもしれませんが、恐れることはありません。
電源ケーブルを確認するとわかりますが、24PIN・8PIN・6PINのケーブルを繋げていきます。

玄人志向の電源 接続ケーブル
電源ケーブルをこちらに繋いでいきます。

それぞれ電源ケーブルの繋げ方を解説します。電源が入っていた箱を確認しましょう。電源を繋げるケーブルについての説明が記載されています。電源へのケーブルの接続方法はこちらを確認することになります。

玄人志向の電源の接続方法
箱に電源ケーブルの繋げ方について説明が記載されています。

ここからは私が購入した玄人志向 KRPW-GK750W/90+の電源を基に説明します。お持ちの電源に応じてケーブルの接続方法が違いますので、電源の箱に記載されている電源ケーブルの接続方法をご確認ください。

STEP
マザーボードの電源ケーブルを接続する

まず、最もわかりやすいマザーボードの電源ケーブルを接続します。枝分かれしている方を電源に繋げます。左上の24PIN M/Bと6PIN SENSEに繋げましょう。

STEP
CPUの電源ケーブルを接続する

4PINが2本に枝分かれしているものがCPUの電源ケーブルでして、8PIN CPUに接続します。

枝分かれしていない方を電源に繋げましょう。

Fuyutsuki

オーバークロックすることを希望されるのであれば、CPUの電源ケーブルは2本繋げます。通常は1本繋げれば問題ありません。

STEP
グラフィックボードの補助電源ケーブルを接続する

グラフィックボードの補助電源ケーブルは6PINと2PINに分かれているものです。枝分かれしていない方を電源の8PIN PCI-E接続します

すべての電源ケーブルを差し込むとこちらのようになります。

玄人志向の電源ケーブルを接続
電源ケーブルの接続が完了後。

電源ケーブルごとに、こちらのようにシールも貼ってあります。どれがCPUの電源ケーブルかなど分かりやすいですね。

玄人志向の電源のGPUやCPUの接続
電源ケーブルには名称のシールが付いています。

電源ケーブルを電源に差し込んだら、準備完了です。いよいよPCケースを取り出します。

PCケース(Fractal Design Define 7 Compact)にマザーボードを取り付け

PCケースは、見た目のおしゃれさと冷却性能の高さから「Fractal Design Define 7 Compact」を選びました。

Fractal Design Define 7 Compact
見た目のおしゃれさと冷却性能の高さから「Fractal Design Define 7 Compact」を選びました。

まずはFractal Design Define 7 Compactの天板を取り外します。

Fractal Design Define 7 Compactの天板を取り外す
まずはFractal Design Define 7 Compactの天板を取り外します。

次に、サイドパネルを取り外します。

Fractal Design Define 7 Compactのサイドパネルを取り外す
サイドパネルを取り外します。

Fractal Design Define 7 Compactの底には板がついているので、こちらも取り外します。

Fractal Design Define 7 Compactの底板を取り外す
Fractal Design Define 7 Compactの底板を取り外します。

さらにフロントも取り外します。

Fractal Design Define 7 Compactのフロントを取り外す
Fractal Design Define 7 Compactのフロントを取り外します。

ドライバーを使って、さらに天板を取り外します。

PCケースにマザーボード取り付け 1
ドライバーを使って、さらに天板を取り外します。

このように天板がすべて取り外せたらOKです。

天板がすべて取り外せるのがFractal Design Define 7 Compactの魅力ですね、とても作業がしやすいです。

PCケースにマザーボード取り付け 2

今回はFractal Design Define 7 CompactはATXサイズに対応していますが、今回使用するマザーボードはMicroATXサイズになります。そのため、Fractal Design Define 7 CompactをMicroATXサイズ対応になるよう黒い突起の位置を変更します。

通常はソケットドライバーと呼ばれるものを使用しないと黒い突起は外せないのですが、Fractal Design Define 7 Compactではドライバーでも取り外せるようにこちらのパーツが付属しています。

Fractal Design Define 7 CompactをMicroATXサイズに変更
Fractal Design Define 7 Compact付属のこちらを使用すると通常のドライバーで黒色の突起が外せます。

こちらを黒色の突起にはめこむと、このようにドライバーで回せるようになります。ATXサイズのマザーボード用の黒い突起を、MicroATXサイズ用の位置に変更します。

PCケースにマザーボード取り付け 3
黒色の突起にはめこむと、このようにドライバーで回せるようになります。

MicroATXサイズに変更したときの黒い突起の位置はこの通り。

PCケースにマザーボード取り付け 4
MicroATXサイズに変更したときの黒い突起の位置はこの通り。

Fractal Design Define 7 Compact付属のネジを使って、PCケースにマザーボードを固定していきます。

また、すべてネジ止めできるわけではなく、位置合わせのための突起もあります。

PCケースにマザーボード取り付け 5
こちらの黒色の突起はマザーボードの位置合わせのためにあります。

Fractal Design Define 7 Compactにマザーボードの取り付けが完了するとこのようになります。

PCケースにマザーボード取り付け 6
Fractal Design Define 7 Compactにマザーボードを取り付けた様子。

マザーボードを取り付けたら、いよいよグラフィックボードを取り付けます。

グラフィックボードの取り付け

グラフィックボードはコスパに優れた「RADEON RX 6650 XT」になります。

GPUの箱
コスパに優れた「RADEON RX 6650 XT」を採用。

グラフィックボードを取り出すとこんな感じ。外側と背面についているフィルムを剥がして、PCIスロットのカバーを取り外すのを忘れないようにしましょう。

RADEON RX 6650XT Challenger D 8GB OCの取り出し
グラフィックボードの見た目。

マザーボードを差し込む箇所のネジを取り外しましょう。

GPUの取り付け 1
マザーボードを差し込む箇所のネジを取り外します。

マザーボードを差し込むためのラッチを指で押して外します。

GPUの取り付け 2
マザーボードを差し込むためのラッチを指で押して外します。

グラフィックボードを差し込みます。こちらもなかなか力をかけないと奥まで入りません。金色のメッキが見えなくなるまで押し込みましょう。

GPUの取り付け 3
グラフィックボードをメッキが見えなくなるまで差し込みます。

グラフィックボードの取り付けが完了するとこんな感じ。

GPUの取り付け 4
グラフィックボードの取り付け完了後。

ここまで来れば、電源の取り付け作業に入ります。

PCケース(Fractal Design Define 7 Compact)に電源を取り付け

Fractal Design Define 7 Compactにマザーボードを取り付けたら背面の板を取り外しましょう。PCケース裏面にはケーブル類が確認できます。PCケースのUSBケーブルやオーディオのケーブルなどが付いています。

Fractal Design Define 7 Compactの背面ケーブル
マザーボードの取り付けが完了したら背面の板を取り外しましょう。

電源を取り付けるために、ネジを緩めます。

Fractal Design Define 7 Compactの電源取り付け 1
電源を取り付けるために、ネジを緩めます。

ネジを緩めたら、このように電源をPCケースに入れましょう。

Fractal Design Define 7 Compactの電源取り付け 2
電源をPCケースに入れましょう。

電源をこのようにPCケースの奥までしっかり入れます。

Fractal Design Define 7 Compactの電源取り付け 3
電源をPCケースの奥まで入れます。

ここから電源の位置が動かないようにネジで固定します。Fractal Design Define 7 Compactに付属のネジを使います。

Fractal Design Define 7 Compactの付属パーツ
Fractal Design Define 7 Compactにネジが付属されています。

付属のネジを使って、こちらのように電源が動かないようにネジ締めして固定します。

Fractal Design Define 7 Compactの電源取り付け 4
電源が動かないようにネジ締めして固定します。

電源の取り付けが完了したら、自作PCの完成も目前です。

自作PCの配線整理

ここからは、電源コネクタの接続と配線整理を行います。

まずは大物であるマザーボードの電源コネクタを接続します。メモリの右側に電源コネクタがあるので、24PINの電源ケーブルをマザーボードの右側に接続します。

電源から伸びている電源ケーブルのコネクタには、すべて”つめ”が付いており、引っかけるように取り付ける必要があります。今回は右側に電源ケーブルのつめが来るように繋げればOKです。

自作PCの配線整理 1.0

PCケース下側からグラフィックボードの補助電源ケーブルを取り出して、このように取り付けます。2PINと6PINに枝分かれしていると思いますが、揃えて8PINして接続します。

自作PCの配線整理 2
グラフィックボードの補助電源ケーブルを接続します。

次にCPUの電源ケーブルをマザーボードの左上に取り付けます。

自作PCの配線整理 3
CPUの電源ケーブルをマザーボードの左上に取り付けます。

PC AUDIOの電源ケーブルをマザーボードの左下に接続します。「PC AUDIO」の文字が上側に来るように接続すればよいです。

自作PCの配線整理 4
PC AUDIO」の文字が上側に来るように接続します

こちらの細かいスイッチ類のケーブルを接続していきます。

自作PCの配線整理 5
細かいスイッチ類のケーブルを接続していきます。

スイッチ類のケーブルの接続方法は、マザーボードの取扱説明書に記載があります。統一化されていないので、スイッチ類の接続は取扱説明書を確認する必要があります。

自作PCの配線整理 6
スイッチ類のケーブルの接続方法は、マザーボードの取扱説明書に記載があります。

マザーボードの右下に接続する箇所があります。基本的に印字が外側を向くように接続します。

まずはPOWER LED-とPOWER LED+を印字が上向きになるようにこのように接続します。

自作PCの配線整理 7
POWER LED-とPOWER LED+を印字が上向きになるようにこのように接続します。

POWER SWも印字が上向きになるようにPOLER LEDの右側に接続します。

RESET SWは印字が下側に向くようにPOWER SWの下に接続します。

自作PCの配線整理 7
印字が外側を向くようにスイッチ類のケーブルを接続します。

次に、USBケーブルを接続します。

自作PCの配線整理 7
USBケーブルはこちら。

マザーボードの下側にUSBケーブルを接続します。

また、PCケースファンが2つ付いていますので、それぞれ白色のケーブルをこのように接続します。

PCケースファンはマザーボードの「CHA_FAN」と書かれている箇所に接続しましょう。

自作PCの配線整理 11
USBケーブルとケースファンを繋げた様子。ケースファンはCHA_FANに繋げます。

USB3.0用のケーブルはこちらです。マザーボード右下にある「USB32_6_7」と書かれているところに繋げます。

自作PCの配線整理 12
USB3.0用のケーブルは「USB32_6_7」と書かれている箇所に接続します。

こちらはtype-C用のケーブルです。

自作PCの配線整理 13
こちらはtype-C用のケーブルです。

メモリの右側にtype-C用のケーブルを繋げる箇所があります。

自作PCの配線整理 14
メモリの右側にtype-C用のケーブルを繋げる箇所があります。
Fuyutsuki

マザーボードのどこに接続するか迷うときは、全てマザーボードの取扱説明書に記載がありますので確認しましょう。

これでケーブル類の配線は完了です。

~自作PCの完成まで

取り外した天板を元に戻します。

Frantal Designの天板を元に戻す
取り外した天板を元に戻します。

PCケースの裏側の配線を整理して、背面の板を元に戻します。配線は綺麗にまとまるに越したことはないですが、閉まればOKです。

Fractal Design Define 7 の背面整理
PCケースの裏側の配線を整理して、背面の板を元に戻します。

取り外した底板やフロントを戻します。

Frantal Designのフロントを元に戻す
取り外した底板やフロントを戻します。

こちらのように完成です!

Fractal Design Define 7 Compactの完成形
自作PCの組み立て完了です。

自作PCの起動と初期設定

自作PCの起動

当たり前ですが、まずは電源ケーブルをつなぎ、コンセントに挿しましょう。

自作PCに電源を取り付ける
まずは電源ケーブルをつなぎます。

モニターのHDMIケーブルをグラフィックボードの方に接続します。

グラフィックボードにHDMIを接続
モニターのHDMIケーブルをグラフィックボードの方に接続します。

ここまで来れば電源ボタンを押して起動します。

自作PCの起動
ここまで来れば電源ボタンを押して起動します。

自作PCが起動しない場合のトラブル対応

自作PCが起動しない場合、例えば以下の3つのようなものが挙げられます。

  • メモリの差し込みが甘い
  • グラフィックボード(GPU)・補助電源の取り付けが甘い
  • HDMIケーブルをマザーボードに接続している

トラブル対応についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

BIOSログイン

電源ボタンを押してしばらく待つとロゴマークが出るので、F2キーを連打してBIOSに入ります。

Fuyutsuki

BIOSの画面が表示されたらとりあえず一安心です。

ちゃんと取り付けたCPUとメモリの容量が表示されているかを確認しましょう。

BIOSログイン 1
BIOS画面に入ったら取り付けたCPUとメモリの容量が表示されているかを確認します。

確認が完了したら、F10キーを押すか「Save Changes and Exit」を押してBIOS画面を抜けましょう。

BIOSログイン 2
F10キーを押すか「Save Changes and Exit」を押してBIOS画面を抜けましょう。

確認画面が表示されますが、「Yes」をクリックすればよいです。

BIOSログイン 3
確認画面が表示されますが、「Yes」をクリックすればよいです。

Windowsのインストール

続いて、OSのインストールを行います。

パッケージ版であれば同封されているUSBを使います。またはMicrosoftのページからWindowsの情報をダウンロードしてそれをUSBに入れれば同じことができます。

Fuyutsuki

私はWindows10をインストールしたのち、Windows11へ無料アップデートしました。

Windows10 HOMEのインストール 1
OSのインストールを行います。

こちらのように、PCケースにWindowsのOSが入ったUSBを接続します。

Windows10 HOMEのインストール 2
PCケースにWindowsのOSが入ったUSBを接続します。

電源ボタンを入れるとWindowsのインストール画面が表示されます。あとは画面の指示に従ってWindowsをインストールしていきます。

こちらの画面ではWindows Setup(64-bit)を選択します。

Windows10 HOMEのインストール 3
Windows Setup(64-bit)を選択します。

インストールする言語などを設定します。特に問題なければデフォルトのまま「次へ」をクリックします。

Windows10 HOMEのインストール 4
特に問題なければデフォルトのまま「次へ」をクリックします。

Windowsのライセンス認証を行います。パッケージ版を購入していれば、プロダクトキーも同封されていますので入力しましょう。

Windows10 HOMEのインストール 5
Windowsのライセンス認証を行います。

インストールの種類では、「カスタム」を選択します。

Windows10 HOMEのインストール 6
インストールの種類では、「カスタム」を選択します。

Windowsのインストール場所を選びます。基本的にデフォルトのままで問題ありません。

Windows10 HOMEのインストール 7
Windowsのインストール場所を選びます。

Windowsのインストールが開始されます。

Windows10 HOMEのインストール 8
Windowsのインストールが開始されます。

Windowsのインストールが完了して画面が表示されれば完了です。

Windows10 HOMEのインストール 9
Windowsのインストールが完了して画面が表示されれば完了です。

Windowsインストール後の初期設定

Windowsをインストールすると、初期設定としてASRockの「Auto Driver Installer」をインストールしますかという画面が表示されますので、「はい」をクリックします。

ASRock Auto Driver Installer 1
ASRockの「Auto Driver Installer」の確認画面で「はい」をクリックします。

こちらのように表示されますので、「すべて選択」をして「更新」をクリックしましょう。

ASRock Auto Driver Installer 2
「すべて選択」をして「更新」をクリックしましょう。

インストールが正常に完了すればこちらのような画面になります。

ASRock Auto Driver Installer 3
インストールが正常に完了すればこちらのような画面になります。

ここまでで初期設定も完了になります、お疲れさまでした。

自作PCの組み立て完了後
ここまでで初期設定も完了になります、お疲れさまでした。

自作PCを組み立てた後はCPUやGPUの温度もモニタリングすることをおすすめします。この辺の設定方法はこちらの記事で解説しています。

まとめ:初めて自作PCに挑戦する人を応援しています

今回の記事では自作PCの組み立て方について初心者向けに詳細に解説しました。

基本的な組み立て方はどのパソコンでもほとんど同じなので、一度PCを組み立てれば次からはスムーズに作業ができるようになると思います。

今回組んだ自作PCをまとめるとこちらの通りです。

  • FHDゲーム性能は文句なし
  • WQHDも設定次第で快適
  • 将来性を重視した構成
  • これをベースに色々と楽しめる

自作PCの組み立てはとても楽しい作業です。同じ性能のデスクトップPCを購入するよりも、自分でPCを組んだ方が価格を抑えることができます。

特に2023年はPCパーツの価格がとても安くなっているので、自作PCを組むのにとてもおすすめの時期になります。こちらの記事に私のおすすめ構成をまとめています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!ではまた、次の記事で。

自作PC 組み立て

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この記事を書いた人

快適なデスク環境で作業効率アップをテーマに、様々なガジェットを紹介している20代エンジニアです。

作業効率化につながるようなプログラミングの情報についても発信中。

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