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【初心者向け】DockerでPython環境構築を解説!Step1_Dockerのインストール及び起動

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Dockerでpython環境構築

こんにちは、fuyutsuki(@Fuyutsuki)です。

突然ですが、

Fuyutsuki

特定バージョンのPythonを維持したい

と考えることはありませんか?

私は投資にPythonを応用したいと考えプログラムを記述していく過程で、こう考えるようになりました。

Pythonを使っていてあるバージョンでは動くけど、このバージョンでは動かない、ということが起こりえます。それを防ぐため、DockerによるPython環境構築を行いましたので、紹介します。

ちなみに、今まではvenvによる仮想環境の構築で対応していましたので、venvにおける仮想環境構築についてもいずれ紹介します。

PCに依存せずPython実行環境を構築できると話では聞いており、エンジニアならやはり一度は勉強しておくべきだろうと思い、Dockerを使った仮想環境の構築に挑戦しました。

目次

いざ、Dockerのインストール

と、その前にWindows 10 ProまたはWindows 10 Enterpriseの場合は、そのまま下記のURLから「Docker for Windows」を使用可能です。

しかし、Windows 10 HomeでOSバージョンが2004、ビルド19041以上の場合は別途WSL 2をインストールする必要があり、それ以外のWindows 64bitのWindows 7以降の場合はDocker Toolboxをインストールする必要があるようなのでご注意ください。

Macをお使いの方は「Docker for Mac」を選択します。

WSL 2のインストール

WSL 2のインストール作業に入る前に、デフォルトでインストールされているコマンドプロンプトよりも便利なので、”Windows Terminal”をインストールします。

Windowsを最新バージョンにアップデートした後、下記URLから”Windows Terminal”をインストールしましょう。

https://www.microsoft.com/ja-jp/p/windows-terminal/9n0dx20hk701?activetab=pivot:overviewtab

WindowsTerminal
Windows Terminalを実行すると、上記のような画面が出てきます。

Windows Terminalの良いところとして、タブで接続先を切り替えることができることが挙げられます。

タブがWindows PowerShellになっていることを確認しましょう。

下記URLに従い、WSL 2をインストールしていきます。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install-manual

まず、管理者としてPowerShellを起動するため、下記のコードをWindows Terminalに入力しましょう。

Start-Process powershell.exe -Verb runas

PowerShell
上記のような青い画面が出てきます。

この青い画面に下記のコードを入力し、Enterキーを押します。

dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart

次に、仮想マシンの機能を有効にする下記のコードを入力します。

dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart

仮想マシン有効
上記のような画面になっているはずです。

ここで、一度PCを再起動します。

再起動したら下記リンクからLinuxカーネル更新プログラムパッケージをダウンロードしましょう。
https://wslstorestorage.blob.core.windows.net/wslblob/wsl_update_x64.msi

その後、下記のコマンドをWindows Terminal(PowerShellのタブ)に入力します。

wsl --set-default-version 2

次に、選択したLinuxディストリビューションをインストールします。

下記リンクからUbuntsをインストールしましょう。

Ubuntu 20.04 LTS

インストールが完了したら開きます。

すると、Enter new UNIX usernameとNew passwordの入力を求められるので、新しくusernameとパスワードを決めて入力します。

Welcome to Ubunts 20.04.3 LTS ~(以下省略)と表示されればインストールは完了です。

Dockerのインストール

ようやくDockerのインストール作業に入ります。
私はWindows 10 Proを使用しているため、下記URLから「Docker for Windows」を選択します。
https://www.docker.com/get-started
Dockerのインストール
画面に従い、インストールを進めます。

Docker起動

その後、画面に従いDockerを起動します。
Dockerを起動
せっかくですので、チュートリアルも行います。
チュートリアルが不要な方は左下の”Skip tutorial”をクリックします。

押してくれと言わんばかりの青いボタンをクリックし、Next Stepをクリックします。
Dockerの設定
2step目も同様です。
Dockerの設定-2
同じように3step目も進めます。

Dockerの設定-3
4step目は画面に従い、ログインします。

Docker IDのアカウントを作成しなくてもDockerを利用することはできますが、長く使うものですしアカウント作成します。

hub.docker.comのリンクをクリックし、アカウント作成を行い、Sign inします。
Docker-アカウント
その後今までのStepと同様、青いボタンをクリックした後、Doneをクリックします。

Docker設定完了
上記のような画面が表示されます。

ここでも画面に従い、押してくれと言わんばかりの”Now get an app up and runnning!”をクリックします。
Dockerのチュートリアル
この画面が表示されれば、ひとまずDockerのインストール・起動及びチュートリアルは完了です。

お疲れ様でした。

テスト実行

無事にDockerのインストールが完了しましたので、きちんと実行できるかテストしていこうと思います。
WindowsTerminal起動
上記のようにWindows Terminalを開き、タブのところからUbuntsを開きます。

試しに以下のコマンドを入力しましょう。

docker --version

Dockerの起動確認
上のようにversion情報が表示されれば、きちんとdockerが動いていることが確認できます。

まとめ

なかなか大変なインストール作業でしたね。

次回は実際にPython環境を構築していきます。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまた、次の記事で!

Dockerでpython環境構築

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この記事を書いた人

快適なデスク環境で作業効率アップをテーマに、様々なガジェットを紹介している20代エンジニアです。

作業効率化につながるようなプログラミングの情報についても発信中。

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