こんにちは、fuyutsuki(@Fuyutsuki)です。
突然ですが、
特定バージョンのPythonを維持したい
と考えることはありませんか?
私は投資にPythonを応用したいと考えプログラムを記述していく過程で、こう考えるようになりました。
Pythonを使っていてあるバージョンでは動くけど、このバージョンでは動かない、ということが起こりえます。それを防ぐため、DockerによるPython環境構築を行いましたので、紹介します。
ちなみに、今まではvenvによる仮想環境の構築で対応していましたので、venvにおける仮想環境構築についてもいずれ紹介します。
PCに依存せずPython実行環境を構築できると話では聞いており、エンジニアならやはり一度は勉強しておくべきだろうと思い、Dockerを使った仮想環境の構築に挑戦しました。
いざ、Dockerのインストール
と、その前にWindows 10 ProまたはWindows 10 Enterpriseの場合は、そのまま下記のURLから「Docker for Windows」を使用可能です。
Macをお使いの方は「Docker for Mac」を選択します。
WSL 2のインストール
WSL 2のインストール作業に入る前に、デフォルトでインストールされているコマンドプロンプトよりも便利なので、”Windows Terminal”をインストールします。
Windowsを最新バージョンにアップデートした後、下記URLから”Windows Terminal”をインストールしましょう。
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/windows-terminal/9n0dx20hk701?activetab=pivot:overviewtab
Windows Terminalを実行すると、上記のような画面が出てきます。
タブがWindows PowerShellになっていることを確認しましょう。
下記URLに従い、WSL 2をインストールしていきます。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install-manual
まず、管理者としてPowerShellを起動するため、下記のコードをWindows Terminalに入力しましょう。
Start-Process powershell.exe -Verb runas
上記のような青い画面が出てきます。
この青い画面に下記のコードを入力し、Enterキーを押します。
dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart
次に、仮想マシンの機能を有効にする下記のコードを入力します。
dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
上記のような画面になっているはずです。
ここで、一度PCを再起動します。
再起動したら下記リンクからLinuxカーネル更新プログラムパッケージをダウンロードしましょう。
https://wslstorestorage.blob.core.windows.net/wslblob/wsl_update_x64.msi
その後、下記のコマンドをWindows Terminal(PowerShellのタブ)に入力します。
wsl --set-default-version 2
次に、選択したLinuxディストリビューションをインストールします。
下記リンクからUbuntsをインストールしましょう。
インストールが完了したら開きます。
すると、Enter new UNIX usernameとNew passwordの入力を求められるので、新しくusernameとパスワードを決めて入力します。
Welcome to Ubunts 20.04.3 LTS ~(以下省略)と表示されればインストールは完了です。
Dockerのインストール
ようやくDockerのインストール作業に入ります。
私はWindows 10 Proを使用しているため、下記URLから「Docker for Windows」を選択します。
https://www.docker.com/get-started
画面に従い、インストールを進めます。
Docker起動
その後、画面に従いDockerを起動します。
せっかくですので、チュートリアルも行います。
チュートリアルが不要な方は左下の”Skip tutorial”をクリックします。
押してくれと言わんばかりの青いボタンをクリックし、Next Stepをクリックします。
2step目も同様です。
同じように3step目も進めます。
4step目は画面に従い、ログインします。
Docker IDのアカウントを作成しなくてもDockerを利用することはできますが、長く使うものですしアカウント作成します。
hub.docker.comのリンクをクリックし、アカウント作成を行い、Sign inします。
その後今までのStepと同様、青いボタンをクリックした後、Doneをクリックします。
上記のような画面が表示されます。
ここでも画面に従い、押してくれと言わんばかりの”Now get an app up and runnning!”をクリックします。
この画面が表示されれば、ひとまずDockerのインストール・起動及びチュートリアルは完了です。
お疲れ様でした。
テスト実行
無事にDockerのインストールが完了しましたので、きちんと実行できるかテストしていこうと思います。
上記のようにWindows Terminalを開き、タブのところからUbuntsを開きます。
試しに以下のコマンドを入力しましょう。
docker --version
上のようにversion情報が表示されれば、きちんとdockerが動いていることが確認できます。
まとめ
なかなか大変なインストール作業でしたね。
次回は実際にPython環境を構築していきます。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまた、次の記事で!
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