こんにちは、fuyutsuki(@Fuyutsuki)です。
Pythonを使って、おしゃれなGUIアプリを作りたいと思ったことはありませんか?
>> こちらの記事で解説しているように、Python標準で搭載されている「Tkinter」でもGUIアプリを作ることは可能ですが、見た目にこだわることは難しいです。
そのため、今回はブラウザベースで実装するPythonライブラリEelを紹介します。
MITライセンスなので、ライセンス上扱いやすいこともEelを選択した大きな理由の一つです。
Pythonの仮想環境構築・フォルダ構成
Python仮想環境構築
まずは、こちらの記事で以前解説したように、vertualenvでPythonの仮想環境を構築します。VS CodeでPythonスクリプタの選択までしておきましょう。
今回は下記のようなバッチファイルを作成します。
@echo off
rem スクリプトが置かれている場所をカレントディレクトリにする。
cd /d %~dp0
rem 念のためvirtualenvのインストールとpipのアップグレードを行う。
pip install virtualenv
python -m pip install --upgrade pip
rem venvの環境を構築する。
python -m venv venv
call ./venv/Scripts/activate
python -m pip install --upgrade pip
rem 各パッケージをインストール
pip install eel
pip install pyinstaller
pip install pytest
pip install pytest-watch
pause
フォルダ構成
ここまでで、フォルダはこのようになっているかと思います。(pip install pytestは、ソフトのテストを行うためのライブラリであり、記述しなくても構いません)
上記フォルダに、webフォルダを新規作成し、webフォルダの中にEel.htmlファイルを作成します。
コードを記述してHello Worldを表示させてみる
やはりまずはHello Worldを表示させるところからでしょう。
Hello Worldを表示させて、Eelが起動することを確認→Step2_実際に簡単なソフト開発という流れです。
Eel.htmlファイルにコードを記述する
結論ですが、Eel.htmlファイルには下記のようにコードを記述してください。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Test Title</title>
</head>
<body>
Hello, World!
</body>
</html>
先頭の<!DOCTYPE html>は、HEML5でのDOCTYPE宣言の書き方です。省略すると、レイアウトが崩れる恐れがあるため、必ず記述するようにしましょう。
また、<meta charset=”UTF-8″>は、文字化けを防ぐため記述しています。
Eel.pyファイルにコードを記述する
.pyファイルは以下のように編集します。
import eel
def main():
eel.init("web")
eel.start("Eel.html", size=(600, 300), port=65535)
if __name__ == "__main__":
main()
port番号は、既にPCが使用しているポート番号とかぶらないように0-65535の間で設定します。
ここでは、65535としています。
VS Codeで実行しよう
VS Codeから実行して、以下のようにHello Worldが表示されれば完成です。
まとめ
PythonライブラリEelで”Hello World”を表示させるまでの過程を紹介しました。
楽しみにお待ちください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまた、次の記事で!
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